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相変わらず、耳が聞こえないこと。

相変わらず、耳の調子の悪い日々が続いています。聞こえたり、聞こえなかったり。先日、初めて総合病院に行ってみて、検査を受けた結果は、“突発性難聴”。

なんだ、やっぱり聞こえなくなってたんだ、よかった。と、どこかしらほっとした私は、なんだか間違っている。けれど、何度も病院(町医者)に行っては、「聴力は普通です、様子を見ましょう」を繰り返されてきた身としては、はっきりと診断名がついたことで、具合の悪さが独りよがりではなかったことを証明できたと、そのことがうれしかったのでした。

自分の感じている異変っていうのは、他人からはわからないから、もしかしたら、私の耳がおかしいのではなく、聞こえていない気がしている私自身の感覚のほうが(つまり心とか頭とか、そっちね)おかしくなっている、っていう可能性も十分あるわけですよ。う~ん、怖い。

それにしても、医療っていうのは不確実性にあふれているのだなぁと、そんなことを実感。大量の薬を処方した、医者いわく、
「この薬を飲まなくても、3割の人は自然治癒します。薬を飲むことで、その確率がいくらかあがる。でも、治らないこともあります。」

これまでの医療現場の経験知から、最もよく症状に効いた、しかしなぜその症状がおこり何に聞くのかはきちんと解明されていない、という薬を処方されたわけだけども、副作用も強いと言われたけれども、まぁ、飲まないわけにはいかないよね。だって、耳が聞こえないのって、本当に苦痛です。

外部音が聞こえにくいだけでなく、自分の声も内部で鳴り響くから、もう何が何だかわからない。ぐわんぐわんなわけ。そうすると、人としゃべることが億劫になるよね。このままこの状態が続くならば、私ってばものすっごい内気で非社交的人間になるに違いない、なんて思った。今が社交的であるとは決して思わないけれど、輪をかけて家にこもるんじゃないかしらん、そうすると、外見上は普通だから、ただの暗い陰気な人だよなぁなんてね。そういう身体的条件っていうのは、少なからず性格に影響を及ぼすに違いない、と思った。

そう思うと、人は見た目が9割とはよく言う話だけども、見た目だけではわからないことも何と多いことか、ですよ。それとも、そういう内部×外部環境が相まって、人の外見を形作っていくのだろうか。本当は、私はこちらの意見に賛成派。とすれば、わたしもいつかは、陰気な暗~い表情をした怖いおばちゃんになっちゃうのかも、それは嫌。

ま、だから難聴を治すべく、不確実性にあふれたお薬を、朝昼晩、大量に服用している私です。副作用は、いまのところそんなに強く出ていません。

by yebypawkawoo | 2008-09-14 11:31 | ◆日々のこと  

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