『輝ける女たち』・・・雑然としていて恋愛まみれ、でもいい。
『輝ける女たち』 ティエリー・クリファ(2006)2008年5月17日鑑賞
雑然としている。けれど、私はけっこう雑然系映画好きなので、うん、割と面白かった。
登場人物の関係が複雑で、最初は非常にわかりにくい。見ているうちになんとなく、わかってくる。そういう雑然さ。あくまでイメージだけど、フランス映画ってそのあたりの説明を省略したものが多い気がするなあ、あくまで、イメージ。行間読んどいて、みたいな。そういうの、割と嫌いじゃないんです。
フランスの女性は美しいなぁ、て思ったのが第2の感想。カトリーヌ・ドヌーブも、エマニュエル・べアールもなかなかにいいお歳なのにそりゃあもう美しいです。そして、クラブ「青いオウム」を舞台とした物語なのだけど、そのショーのオープニングを飾る、オウムを形どった上半身裸の女性たちが美しかった。話の内容、というよりも雰囲気とか映像(もちろん、女性の美しさ含む)が、良かった感。
それにしても、フランスだからなのか、この複雑な男女関係、恋愛関係。割とぽぽんと好きになったり、関係持てたり、やっぱり戻ってみたり、っていう感覚は、うーん。私そういうの、否定はしないのだけど、皆が皆そうだとちょっと、おいおいフランス人~!?なんて思っちゃったりもします。宣伝なんかでは「家族の再生」をテーマにした作品のように書かれているけれど、やっぱりこれは恋愛の映画だと思う。
by yebypawkawoo | 2008-05-19 21:19 | ◆映画のこと