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忘年会で棚ぼたトーク。下ネタって奥深い。

私のお勤めする会社は、某アメリカ系企業。
よって、今回のサブプライムを発端とする一連の騒動では被害をこうむったわけですが、
それはさておき、クリスマス休暇というものがあります。
25日から、日系一般企業の皆様よりも一足お先にお休みイエイ!です。

が、そうは問屋がおろさないわけで、
クライアントが日系企業である以上、お客様は普通に今日も働いていらっしゃるわけで、
当然私の仕事も終わらないわけで、
悲しいかな、休日出勤してまいりました。

そんな悲しい人たちが若干名、休日のはずの会社にはいらっしゃり、
そうはいっても休日ですから、さっさと仕事を終わらせ夢の19時ジャスト退社も可能、
さらに今日は金曜日ですぜ、お客さん。
となると当然、飲みにいきますか!!となるわけです。

そんなわけで、社長を筆頭に計6名、金曜日の銀座に繰り出してまいりました。
社長がひっとうだから、当然お金の心配なし。存分に飲み食いいたしました。
2008年の銀座に思い残すことなし。

2件目のワインバー。なんと、生演奏のピアノが流れております。
素敵なBGMとワインに酔いしれながら、話にも花が咲くってもんです。
えぇ、下ネタオンパレード。誰も負けてません。どのテーブルよりも盛り上がってます。
下ネタならこれまで数々の場をくぐって来たんだ、と誇る38歳の社長をして
「この歳にして初めて、話を聞いてて恥ずかしくなった」と言わしめました。
リアル描写の勝利です。

そんな女盛りの26~32歳の女人4名。
私が今日最も感銘を受けた話をここにひとつ。

話の主は、31歳の人妻です。彼女は言います。
「風俗に行く男性って、昔は信じられなかった。行くなんてサイテーと思ってた」
しかし。だんな様をものすごく愛しているけれど、結婚してしまったからには、
いつかセックスをしなくなってしまうかもしれない。
そのとき、同じことを言えるのか?
というか、私は風俗の何をわかっているというんだ?
風俗の体験をしたこともないのに、行くなんてサイテーなんて言えないよなぁ・・・。
そう考えた彼女、じゃあ体験してみれば男の人の気持がわかるかもしれない。
そう結論が出ました。

と、いうわけで。ネットでリサーチ。新宿にある某女性向け風俗店の門をくぐります。
いわゆるソープランドですね。

その話がすごい。面白かった。
女性向け風俗サービスはまだ確立していないから、料金体系も決まっていないらしい。
お客様のお気持次第でお代を頂戴します、というシステムだそう。
気に入らなければ0円でもいいし、満足すればしたぶんだけ払ってね、という仕組み。

さて、お店に入ると、まずは、パネルを提示されます。
風俗嬢ならぬ風俗坊?の写真の中から、「この人」と指名。
同時に、ゴムの種類も選ぶんだそう。並ぶ写真の中から、人と同様に選択します。
いろんな種類がありますが、とりあえず彼女はノーマルタイプをチョイスしました。

さて、いよいよプレイ開始。
軽く挨拶を交わした後は、お風呂場へ。まずは体を丹念に洗ってくれるんだそう。
「あ、どうもすみません・・・・」というなんとも申し訳ない気持になるとのこと。
で、いよいよ・・・という段になって・・・。

残念ながら彼女は、最後まで到達することができませんでした。
というのは、気持の問題だと思う、というコメント。
男性の場合は、こういう風にはならないんだろうな、とも思ったそう。
男性と女性は、ムードとか行為以前の気持とか、そういう精神的なものの比重が違うんだ、
ということが身をもってわかったといいます。
そういう意味で、女性向け風俗サービスって言うのは成り立ちにくいんだろうなーとの話に、
ふむふむうなずいてしまった私でした。

で、この話のポイント。
「風俗に行くなんてサイテー」と男性の行為を否定するんなら、
その前に身をもって体験してみないとだめだと思う、
という彼女の真摯な態度と行動力に私は感銘を受けたのよ。素晴らしいと思わない?

この行動の結果、男性の風俗通いに対して否定する気持はなくなったと彼女は言います。
なんでそうなったかは、「これは実際体験してみないとわかんないと思う。
微妙な空気とか気持とか肉体とかが絡み合った場所で経験する気持だと思う」、とのことです。

さぁ、興味がわいてきましたね?
体験してみないとわからないことってのは、この世の中にいっぱいあります。
(風俗に通う)男性の気持を知りたいと思っているそこのあなた。
一度体験してみるのもいいかもしれないですよ。

by yebypawkawoo | 2008-12-27 03:01 | ◆日々のこと  

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