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『ブロークン・イングリッシュ』・・・これは、女の子の夢見る物語ですなあ。

ブロークン・イングリッシュ [DVD]『ブロークン・イングリッシュ』 ゾエ・カサヴェテス(2007)
2009年9月19日鑑賞


この映画は、

ノラ・ワイルダー(パーカー・ポージー)、30代、独身。ニューヨーク在住。マンハッタンにあるホテルのVIP対応として働いている。
母親のヴィヴィアン(ジーナ・ロランズ)からは、ことあるごとに心配され、親友のオードリー(ドレア・ド・マッテオ)は。自分の紹介した男性と結婚している。
男性とつきあおうとしてもなぜかうまくいかない・・・。(映画紹介文より)


という彼女が、情熱的な年下フランス人ジュリアン(メルヴィル・プポー)と出会って、恋に落ちる話です。

これはねー、女の子は好きでしょう、きっと。というお話でした。ジュリアンがさー、かわいいの。こんな男の子に強引に来られたら、そりゃあね、仕事も捨ててフランス行きますよね。と思う。
でも、現実にはこんな格好良い男の子に言い寄られたりしないし、そうだとしても、啖呵を切って仕事をやめたり、そのまま彼の後を追って異国にいくことなんてできないだろうし、映画の中での予定調和な偶然だって、それは映画だから起こりうるわけで・・・、と思う。と思いつつも、あー、なんだろ、このキュンキュン感。これは女子の夢だよなー。まんまとはまったわたくしです。

映画の中の母親のセリフに、こんなのがある。
「今の女性は大変ね。チャンスや選択肢も増えたけど、多すぎて選べないの。」

このセリフにうなづいてしまう女子は、きっとこの映画が好きだと思う。
私が最近仕事でかかわったある女性医師(臨床であらゆる年代の女性&不定愁訴系を沢山見ている)が言っていたのだけど、“女性はどんな選択をしても、そうしなかった自分への未練を捨てきれないし、後悔してしまう人が多い”のだとか。

1.結婚するのか、しないのか。
2.仕事は続けるのか、家庭に入るのか。
3.子供を産むか、産まないか。

1は2に直結していて、2は3につながっている。3は、生物学的にリミットがあって、そこから逆算すると1にもどってくる。だから女性は結婚をしたがるのですね。


映画の中の話。「結婚したいの?」と聞かれて、 「そう」、と答えた主人公に、「結婚はただの契約よ、愛するということとは別物だわ」、というようなセリフがあって、そうだよねー。と思う。人を愛することと結婚は別物。じゃあ結婚ってなんでするんだろうね。

私の周りの女子たちは、最近わりと結婚を焦っている、というか、結婚願望が高まっている。30までに結婚したい、というある種慣習的な、「だってそういうもんでしょ、みんなそうだから」というような、私が忌み嫌う、“それって理由になってないじゃん”、を理由としている人もいるのだけれど、でも、3の子作りの生物学的リミットをかんがえると、これはこれであながちただのイメージだけではないのだ。
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by yebypawkawoo | 2009-12-13 22:35 | ◆映画のこと