『レザボア・ドッグス』・・・趣味の良い、悪趣味映画。

レザボア・ドッグス
『レザボア・ドッグス』 クエンティン・タランティーノ(1991)
2008年5月31日鑑賞


趣味の良い悪趣味映画。まさに。
私、痛いシーン苦手なんです。血を見るのは平気でも、打たれたり、殴られたり、蹴られたり、また殴られたり、耳切り取られたり(!)。そういうシーンは、ひょええ~ってな感じで目をそらしてしまう。けれど、この映画、そんな耳切り取るシーンがなんかやたら格好いいんだな。

最初のシーン、マドンナ「Like a virgin」の解釈も、何言ってんだこいつはとなんだか失笑してしまう。あたたかな失笑というかな。呆れつつも、いるいるこういう男子、と思う。そう、男子とかいて、ダンシ。彼らはダンシのノリ。男の子でも男性でもなく、男子。自らを、「professional」だといい、真昼間から宝石店強盗をし、お互いをコードネームで呼び合い、あっけなく人を殺してしまうような彼らなのに、会話やノリがなんだか男子。そういうところも、趣味良く悪趣味だ。気に入ったのは、やたらテンションの低いラジオDJの声。そんなところも、趣味の良い悪趣味。

個人的には、アクションものはあまり見ないし、共感できるシーンもそんなにない。けれど、さくっと楽しめるエンターテイメント映画としては、なるほど面白い。センスになんだか一貫性があるしね。
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by yebypawkawoo | 2008-06-01 02:05 | ◆映画のこと  

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