『あの頃ペニーレインと』・・・音楽との出会いが、人生の救いになる瞬間ってあるよね

あの頃ペニー・レインと デラックス・ダブルフィーチャーズ『あの頃ペニーレインと』(Almost Famous) キャメロン・クロウ(2000)
2008年5月27日鑑賞


キャメロン・クロウ監督は音楽がすごーくいい。と思っていたら、彼15歳から音楽誌のライターをやっていたんですね。どうりで。この映画は、そんな彼の自伝的ともいえるお話。

ロック好きとしては、映画を見ながらうずうずしちゃう。主人公ウィリアム(パトリック・ジェット)が、伝説の音楽ライター・レスターと知り合いになるシーンから始まり、ロックバンド・Still Waterのメンバーに気に入られ楽屋裏に入れてもらうシーン、彼らの円陣に入れてもらったり、舞台袖でライブを見れたり。ウィリアムのわくわくが伝わってくる。異常に厳しく偏った考えの母親を持ち、それがゆえに姉は家出、自分は歳を偽られ・・・なんていう彼の境遇を思えばなおさらです。

思うに、どこか鬱屈された想いとか、ままならない環境とか、そういう感情があるからこそ、ウィリアムはこんな凄い体験ができたんでしょう。そういうある意味負の状況、感情って、行動の起爆剤になり得る。一方で、ウィリアムはどこまでいっても優しい。母親に対しても姉に対しても、バンドに対しても。自身の抱える負の境遇に押しつぶされてない。だから、見ているこっちもどこかやさしい気分になれる。

ロックが好きなら、それから幼い頃のあのトキメキとかワクワク感(大人になっちゃうと初めてのものが減るからか、なかなかもう味わえないよね)をもう一度感じたいなら、きっとこの映画楽しめると思う。
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by yebypawkawoo | 2008-05-27 17:42 | ◆映画のこと  

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