『レオン』・・・孤独を抱えたふたりへの共感

『レオン』 リュック・ベッソン(1994)
2008年4月27日鑑賞

レオン 完全版 アドバンスト・コレクターズ・エディション

わたし、この映画どうしたって好きなんです。
初めて見たのは、小学校の時だったような気がする。映画館に見に行きたくて(なぜだかピンときたのだ)、でも田舎だった地元の映画館では上映しなかった。だからビデオ化するのを待って。借りて帰って家で見た。泣いた。それからもう、何度も見てる。

ずいぶんと久しぶりにまた見たくなって、TSUTAYAで借りてきた。もう泣きはしなかった、けれど、やっぱり大好きだった。ナタリー・ポートマンのかわいさと色気。あの歳でゲイリー・オールドマンに並んで遜色ないんだもんね、すごい。ゲイリー・オールドマンはもちろん、狂った警察官を見事に表現してる。小学生だった私に気持ちの悪く怖い人としてインプットされてしまうほどですもの。ストーリーはべたべたなんだけど、でもリュック・ベッソンはやっぱりすごいなぁと思う。今見たって、ぜんぜん古臭いと思わない。

ものすごく好きなのは、ナタリー・ポートマンが買い物から帰って着て、我が家の惨殺風景を目の当たりにしながらも家の前を何食わぬ顔で素通りし、ジャン・レノの家をノックする、泣きながらノックする、あのシーン。そして、ナタリーがジャン・レノと、有名人当てっこをする、かわいらしくも切ないシーン。

まだ幼いナタリーの、絶対的な孤独に、わたしはきっと共感している。家族を見切ってしまうほどの孤独と痛いほどの強さ、でも弟を唯一のつながりとする心の弱さとそこにある愛情、ジャン・レノに対して芽生えてくる気持ちと、最後にやっぱり一人になってしまった切なさ、そこからきっと生まれたはずの絶対的な何か。そういうものがいちいち、私のツボなのだ。
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by yebypawkawoo | 2008-04-29 23:39 | ◆映画のこと  

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