『BLOW』・・・どこかありきたりだと思ってしまったのは、私だけだろうか。

ブロウ [DVD]『BLOW』 テッド・デミ(2001年)
2008年12月7日鑑賞


会社の女の子が一番好きな映画としてあげていた本作。ファッション好きで、ちょいモードが入った、配色は基本黒なんだけど、髪の毛巻くのとばっちしメイクは毎日かかさない。そんな子がものすごくいい、格好いい!って言うから見たくなった。ペネロペでてるし前から気にもなってたし。

アメリカで麻薬王と呼ばれた一人の男の半生を描いた作品。ちょっとしたお小遣い稼ぎからなりあがっていき、訪れる栄光、そして転落の人生を、ジョニー・デップが演じている。

中盤までは好きだったなぁ、なんだかちょっとぽってりした質感の、ちょうどポラで撮った写真のような映像が頭に残っている。アメリカ西海岸の、うかれたリゾート風景。うっひゃーい!楽しそうっ!大麻をさばきはじめた主人公の勢いもよかった。猪突猛進ななんとでもなるさ的な。

ただ残念なのは中盤以降。人間の意地汚い駆け引きとか、終盤に子供への愛に目覚めるところなんかで、勢いが削がれていく。大人になる(現実に呑まれるというか)様がストーリーとしてはありきたりだなぁと。事実がベースなので、仕方がないのだろうけれど、やっぱりそうなってしまうか、そうか、そうだよね、となんだかがっかりしました。想像ができてしまう展開というかな、そういう意味でね、がっかり。

一人の男の人生として、事実だといわれれば、凄いなぁとは思うけれど、あまり響かなかったのは、もしかして視点のせいかな、とも思う。三人称で進む話だが、主人公の思想や背景がよくわからなかったし、そのせいかいまいち入り込めなかった。これであれば逆に最後まで破天荒な、いいじゃんなんでも楽しけりゃー、っていうノリでつっきって欲しかった。 そういうどこかふきっちゃったような人の人生には興味がある。
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by yebypawkawoo | 2008-12-15 01:01 | ◆映画のこと  

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